前立腺ガンの手術 その 11


前立腺ガンの手術 その 11

9月5日の台風21号と翌9月6日3時7分59.3秒の北海道胆振東部地震の影響で
前立腺ガンの手術』の投稿が遅れてしまいました。
少し落ち着きを取り戻してきましたので投稿を再開させて頂きます。
このシリーズはあと2~3回で終了となります。

4月5日正午頃、手術は順調にしかも無事に終了し
トレッチャー(病院で患者を乗せる台車)に乗せられ病室までガラガラと移送されます。
ベッドに移され看護士がテキパキと処置をします。
私は、ただ夢の中をさまよっているかのような感覚で、成るに任せるだけです。
痛みや苦しみは全く感じません。今、自分の体がどの様に成っているのかさへ
よく分からない状態です。

看護士が時々私の体の向きを変えに来てくれます。

付近が少し薄暗くなって来て、間もなく夜が来るのがわかりました。
7時頃になって痛みが出てきました。
ナースコールで看護士を呼び、痛み止めの注射してもらいました。
すぐに注射が効いて来たようで痛みは消えました。
その時になってようやく自分の今の状況を理解出来るようになって来ました。

腕には2本の点滴の管がつながっています。
左の脇腹にはカテーテル(管)が1本入って大きなビニール袋とつながっています。
さらには、私の尿道にもカテーテルが入っていてそれも大きな袋とつながっています。

いくら小さなガンとは云え、大手術だったのには間違いありませ。
これくらいは仕方がないし、昔から比べれば医学も発達しロボットも使えるように
なり、体の負担は比較に成らないほど少なくなっているはず。

日一日と、どんどん良くなって行くはず、、、、、
頑張らなくちゃ、、、、

             つづく