兄貴が天国へ、、、、

 
 兄貴が天国へ、、、、

 去る22日、たった一人の兄貴が天国へと旅立ちました。
享年82歳でした。

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悲しいとか寂しいとかの感情はほとんど有りません。
ただ、兄貴との思い出が頭の中を駆けめぐります。

戦争で父を亡くし、家庭の貧しさからほとんど学校にも行けず、私たち4人の
妹、弟の為に自分を犠牲にして働いてくれました。
そのおかげで現在の私が生きていると行っても過言ではないのです。

どんなことにも決して負けず自分の信じた道をがむしゃらに突き進む性格で
も有りました。
そんな中で他人には外交的で誰にでも好かれ信頼されるタイプでも有りました。

大器晩成と云えるるのでしょう、、、、
晩年は新琴似の一等地に5階建てのマンションを建て、まさに悠々自適の
生活で、年に一度は必ず娘達家族や孫達の一族全員でハワイ旅行を豪遊する
程でした。

たばこは一切口にしませんでしたが酒が好きで量的にも少し多いく、結局は肝臓癌で発見時には手遅れの状態でした。

日本人男性の平均寿命は「81.09歳」との事ですので、それを僅かながらでも越えて天国に旅たったのですから悔いは無かっただろと勝手に兄貴の気持ちを解釈している私なのです。

         令和の世を
        待たずに散りゆく
         さくら花   
               夢宙人

今度は、私の番がやがてやって来るのを覚悟せざるを得ない心境です。